グローバリズムとかグローバリゼーションなんていう言葉が日常的に使われるようになって久しい今日この頃。看護師である私が日々の仕事の中で感じた国際化の波についてお話していきたいと思います。
“病棟の国際化”といっても、それほど高尚な話ではありません。最近話題のTPPに参加した場合の影響など、真面目な問題提起を期待していた看護師さんには申し訳ない限りです。
看護師をしていると1日のほとんどを入院患者さん相手に過ごすので、患者さんの様子を観察する時間にだけは事欠かないわけです。
それで最近気づいたのが、入院している患者さんに外国の方が増えたなぁということ。特に韓国系&中国系の方が急増したように思います。
これがまた、イさんとリさん、ソウさんとソンさん、などなど非常にややこしいんですね。
そういった外国の方々が片言の日本語で「アノネ、ココガ痛イノヨ」とか「痛ミ止メナイノ?」などと話していて、時々不思議な気分になることがあるのです。
片言の患者さんに対応する場合、複雑なボキャブラリーは通じないので看護師サイドも似たような言葉遣いをすることになります。
「ソウ、ココガ痛イノネ?」という具合に。
担当の患者さんに外国の方がいらっしゃると、日本人の患者さんと話す時にも「体温ハカルネ」などと口走りそうになってしまいます(笑)。
また、ずっと片言の方に対応していると、普通のイントネーションもわからなくなってくるのです。
経済的には避けられないであろう国際化の波ですが、日常会話まで波に飲まれてしまわないよう気をつけていかねば…。
まったく真面目でない国際化の話でした。
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