ナースコールの真面目な話

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ここではナースコールについて私が考えていることをお話ししたいと思います。

もっと効率的にするには?ナースコールについて

夜勤の時に、ふとナースコールについて考えました。場合によっては高い緊急性があり、そうでなくとも充分な効率が求められるナースコール。少しでも迅速に対応していくため、私たち看護師が考えるべきことが色々とあるように思ったんです。

ナースコールの課題

ナースコールについて考えるもちろん、一番効率が良いのは、その患者を受け持っている看護師がナースコールをとることでしょう。

状況を把握している人であれば、すぐに必要な処置を取ることができますし、緊急事態においても適切な判断をすることができるからです。

ただ、常にそれができるとは限りません。他の処置に当たっている場合などは、受け持ちの看護師がすぐにナースコールを取るということができないわけです。

そういう時には、手が空いている看護師が対応するより他にありません。ですが、他の看護師がナースコールをとった場合、必要な対応を取るまでに余分な時間を要してしまうことが少なくないのです。

具体的なナースコールの例を挙げると

もしナースコールで“痛み止めがほしい”と言われた場合、受け持ち以外の看護師では迅速な対応ができないことがありますよね?

8時間置きに使用する痛み止めを使用していて、前回使った時間がまだ記録されていない場合などです。これは、受け持ちの看護師に訊いてみないと、痛み止めを使って良いのかどうか判断できません。

こういう時は、他の看護師が急いでナースコールに出たところで、大きなタイムロスになってしまいます。それなら、状況によって(特にちょっと待てば受け持ちの看護師が出られそうな場合)は敢えて待ったほうが効率的になるわけです。

ナースコールの効率を向上するため

もちろん、ナースコールの要件は実際に出てみないとハッキリしませんから、常に受け持ちの看護師を待つべきだというわけではありません。

ただ、出る前に「予想される要件・患者さんの状況」をザッと思い起こし、自分がすぐにとるべきかどうかを見極めるくらいはするべきかもしれないですね。

当然、待つといってもせいぜい5秒くらいのものでしょう。患者さん目線で考えれば、いつまでたっても出てくれないのでは不安で仕方ありませんから。

でも、この5秒を待つことによって結果的に必要な対応を取るまでの時間が短縮できるなら、ナースコールを少しだけ様子見する勇気も必要かもしれないなぁ、とそんなことを思ったのでした。

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